以前、「オリジナル曲をとっても簡単に作るたった2つの手順」を書いたのですが、いかがでしたか?
世界に1つだけのあなただけの1曲は作れたでしょうか?
あの手順で、実際に作曲することができますが、これからも、もっとたくさんの曲を作って行く上で、知っておくと、とっても便利で、作曲作業がスムーズにできる音楽知識があるので、これから説明していきたいと思います。
メジャースケール
これは、音楽理論の基礎の基礎になる考えなので、じっくり頭に入れておいてください。
7つの音
まず、この世界に存在する音(音階)は全部で12個に分けられます。
「ド」から始まって次の「ド」までの間の音のことです。
でも、ここでちょっと疑問に思われてる方がいると思います。
だって、小学校の音楽で習った時は、
「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」「シ」
の7つしかないと思ってたけれど!って
そうなんです、実はその7つの音がメジャースケールなんです!
正確には「C」のメジャースケールといいます。
なんで「C」かは、「C」をドとして始まってるからです。
えっ!
だって、さっき、12個あるって言ったじゃない!😳
ってなりますよね😅
てことは、残りの5つの音はどこにあるのよ?
ちゃんとあるんで〜す✌️
どこにーっ?
ピアノの鍵盤で考えてみよう
それを考える時には、ピアノの鍵盤を見るととってもわかりやすいんです。
ピアノには白鍵と黒鍵がありますよね。

今回は「C」のメジャースケールで説明します。
まず、その前に音階を英語名で表すと
「ド=C」「レ=D」「ミ=E」「ファ=F」「ソ=G」「ラ=A」「シ=B」となります。
なので「C」のメジャースケールは「ド」からはじまるスケールということです。
緑色で書いたところがメジャースケールの7つの音で、
黄色で書いたところが、さっきなかった残りの5つの音です。
そもそも、ピアノの白鍵と黒鍵の違いってどうちがうの?
って思う方も居るかと思いますが、それぞれ、なんの違いもなくて、同じ1つの音なんです。
緑色で書いた7つの音の集まりをCのメジャースケールといいます。
じゃあ黄色で書いた残りの5つの音はいったいなにか?
それらはCのメジャースケール以外の音になります。
もし、Cメジャースケールの曲で残りの5つの音を鳴らすと、とっても変な,ズレた感じの音に聴こえます。
なので、基本的なメロディは、7つの音を中心に構成していきます。
「ド」から順番に上がって行くと、、、、
「ド」「ド#」「レ」「レ#』「ミ」「ファ」「ファ#」「ソ」「ソ#」「ラ」「ラ#」「シ」
と、なります。
これらはすべて半音ずつ上がっています。
ピアノの鍵盤はすべて半音ずつズレて並んでいるんです。
[ド」から順番にメジャースケールの7つの音だけに数字をつけていくと。
「1️⃣ド」「2️⃣レ」「3️⃣ミ」「4️⃣ファ」「5️⃣ソ」「6️⃣ラ」
「7️⃣シ」
となります。
メジャースケールの法則
そして、これらの7つの音の並び方には、ある法則があるんです。
それを説明する前に、、、、
半音+半音=全音 となることをふまえて頂きまして、、、、
それぞれの音の間隔を表すと
1️⃣全音 2️⃣全音 3️⃣半音 4️⃣全音 5️⃣全音 6️⃣全音 7️⃣半音 1️⃣
『 3️⃣と 4️⃣』『 7️⃣と 1️⃣』の間隔だけ半音なんです。
なんでこんな法則の話しをしたかと言いますと。
メジャースケールは「C」だけじゃなくて、すべての音に存在するからです。
たとえば、「レ」を始まりの音とする事もできるんです。
「レ」を1️⃣としてメジャースケールを考え、先ほどの法則をあてはめると、

2️⃣は 1️⃣から全音離れているので「レ」から全音上がれば2️⃣は「ミ」になります。
このように、先ほどの法則に従っていくと、、、、
「レ」「ミ」「ファ#」「ソ」「ラ」「シ」「ド#」になります。
「レ」は英語で「D」なので、これを「D」のメジャースケールといいます。
このように、先ほどの法則にあてはめて行けば、12音すべてのメジャースケールが決まるんです。
「キー」と「調」
一般的に「C」のメジャースケールの事を「C」のキーと呼びます。
なのでキー「C」の曲といえば、「C」のメジャースケールの曲ということです。
このキーのことを調ともいいます。
サザンの曲C調言葉に御用心のC調も、C調は明るい、軽い、感じがするからって、説もあるとか、ないとか😉
ここで,ちょっと、一休み!のクイズタイム〜、、、、、🌴
そもそも、「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」「シ」って何語でしょうか?
、、、、、、、、、、、、
答えは、イタリア語です!
英語では「C」「D」「E」「F」「G」「A」「B」
そして、日本語だと、「ハ」「ニ」「ホ」「ヘ」「ト」「イ」「ロ」です。
なので、「C調=ハ調」 正確には「ハ長調」
になります。
「短調」と「長調」
ここでまた、新しい文字が出てきましたねー!
「長」、、、、、
長調と短調って言葉、、、皆さんもおそらく聞いたことがありますよね!
まず、2者の」違いは、、、、
長調=明るい
短調=暗い
です。
長調は、今まで勉強してきた音、まさにメジャースケールの7つの音で構成された調のことです。
短調は「3️⃣番目」 と「6️⃣番目」と「7️⃣番目」の音を半音下げた状態のことです。
ピアノの白鍵と黒鍵のふしぎ
先ほど、ピアノの白鍵と黒鍵は、それぞれ同じ1つの音です。ってお話しましたが、じゃあなんで白と黒があって、しかも弾いてみると、白鍵のほうが広くて弾き易いし、黒鍵は狭くて奥にあって比較的に弾きにくいんでしょうか。
なんで、あのような配置になったか?
それを考えるのに、メジャースケールの考え方がとっても関係しているんです。
さきほどお話した「C」のメジャースケールの場合、7つの音はすべて白鍵です。
なので「キーC」でメロディーやコードを作る場合、基本、白鍵だけで綺麗なメロディーできてしまうんです。
ようするに、「キーC」で考える場合、白鍵が綺麗な音で、黒鍵は、それ以外の音なんです。
ね!なんか不思議でしょ!
まとめ
以上メジャースケールの考え方をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
このメジャースケールの考え方は、音楽の非常に大切な基礎になります。
英語の勉強に例えれば、アルファベットを覚えることと同じくらい大切なことなので、わかるまで、じっくり繰り返して頭にいれてください。
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